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南の島に行ってみた2018~宮古島の休日 おまけ:水中観光船~ [紀行系]

 3泊4日の旅は、実質的には「中2日」の観光で、あっという間に帰る日を迎えてしまう。とくに小生などがよく使う格安ツアーでは、帰りの飛行機がとんでもない早朝だったりして、実質的に最終日は「無いようなもの」、おみやげさえ買えないようなこともあったりする。それが今回は現地午後発、羽田夕方着というまともな時間帯だったため、最終日午前中にも観光を入れることができた。ちょうどホテルから見える岸壁が「水中観光船」の出発場所になっているというので行ってみた。

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水中観光船「シースカイ博愛」の内部

 この観光船「シースカイ博愛」といい、一般のグラスボートなどとの違いは「半潜水式」だということだ。船底が客席になっており、まわりのガラス窓から水中の様子を眺めることができる。「服を着たまま海中散策」というのがキャッチフレーズらしい。

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乗ったことはないが「潜水艦」気分

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色のきれいな珊瑚は少ないが、魚は豊富

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ウミガメも登場

 あっという間に予定時間(30~40分)が過ぎキャビンから外に出ると、目の前にホテルが。「こんなに近い場所だったんだ!」と改めて驚いた。この観光船が運行しているのは、まさにホテルの目の前の海。海中にもごみなどは全く見当たらず、魚も豊富。リゾート施設の間近にもこんなにきれいな海が広がっていることに、宮古島のすばらしさを感じた。

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運行場所はまさにホテルの目の前

 最終日、お昼前のあいた時間に、あまり期待もせず乗ってみた観光船だったが、これはなかなか。グラスボートよりもはるかに臨場感のある海底散歩気分が楽しめた。ドライブ、マリンスポーツそして海中見物といつになくアクティブに動き回った今回の旅だったが、幸い梅雨入り前の晴れ間にも恵まれ、宮古島の美しい海を堪能することができた。よく「離島にはまる」という話をきくが、とてもわかる気がする。小生など柄にもなく、またカヤックやシュノーケリングをやってみたいと思ってしまった。

 小生たちが泊まったホテルの近くでは、現在も大規模な施設建設が続いている。きっとこれから宮古島は、「沖縄の離島」から「アジアの大リゾート地」をめざしていくのだろう。それはそれ、とても結構なこと、小生たちも「海外じゃなくても十分楽しめる」のはありがたい。でも多くの観光地がかつてそうであったように、にぎやかになったとたんにそこの良さが失われてしまうのではがっかりだ。とりわけこの素晴らしい海は何者にも代えがたい財産だ。「変わるもの」の中にあっても「変わらないもの」を大切に、宮古島がいい発展を遂げてほしい。そんなことを思いながら空港に向かった(おわり)

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空港のレストランで「宮古定食」宮古そばをはじめ、島の味満載

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南の島に行ってみた2018~宮古島の休日 その4~ [紀行系]

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ホテル近くのビーチ、ここのビーチハウスがアクティビティーの拠点になっている

 せっかく海がきれいな「宮古島」にきたのだからと、柄にもなくマリンスポーツに挑戦してみた。「カヤック&シュノーケリング体験」の半日コース。連れも小生も全く未経験だが、その旨伝えると「大丈夫ですよ!たいていのみなさんがそうですから」とのお答え。「ならば」ということでビーチに向かった。

 初体験のウェットスーツを前後逆に来て「体が入らない!」騒ぎになるわ、カヤックに乗り込めずに転覆するわで、なかなかたいへんなことだったが、それでも後半には要領がつかめて、他のみなさんに遅れることもなくカヤックを進められるようになり、シュノーケリングもそれなりに楽しめた。ただ心残りだったのは、奮闘の様子を写真に納めておく余裕が全くなかったこと。シュノーケリング中に何回もも目撃したウミガメも撮影できなかった。ザンネン!

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唯一の写真は「休憩中」お仲間のみなさんは例外なく熟年者!

 大変だったが楽しかったマリンスポーツ初体験のあとは、とてもきれいだという「前浜(まいばま)ビーチ」に向かった。このビーチのすばらしさはそのスケール、真っ白な砂浜がどこまでも続き、遠浅の海は様々なブルーを見せてくれる。このビーチを見てしまった後では、どこを見ても驚かないのでは・・・。そんな気分にさせる風景を眺めながらのランチになった。

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前浜のビーチハウスでランチ、小生は宮古そば、連れは宮古そばのやきそば

 午後はツアーのサービスで入場券がついてきた「ユートピアファーム」に行ってみた。ここは南国の果物の実る様子が見学できる果樹園で、フラワーガーデンも併設している。日頃何気なく見ている果物も木で実っている様子はなかなか目にすることはない。新鮮な驚きだった。
 また、フラワーガーデンでは数え切れないほどの種類のハイビスカスやブーゲンビリアが咲き誇っており、これも見事だった。

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パパイヤ

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バナナ

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マンゴー

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ハイビスカス

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ブーゲンビリア

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 このツアー(南西楽園ツーリスト)にはサービス券がたくさんついている。せっかくなので利用しようということで「シギラ黄金温泉」なる入浴施設でゆっくりしたあと、「ザ シギラリフト オーシャンスカイ」に行ってみた。これはスキー場のリフトをリゾートの敷地の上に架けたもので、その発想がユニークだ。乗ってみると、100万坪(!!)のリゾート地と海、空が一望で、これはこれ、なかなか気分のいいものではあった。(続く)

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リフトの下はゴルフコース

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南の島らしい珍しい樹木も見られる

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不思議な景色だ!
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南の島に行ってみた2018~宮古島の休日 その3~ [紀行系]

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池間島から沖合の小島を望む。サンゴ礁見学のグラスボートはあそこまで行く!

 池間大橋のたもとの売店でえらくリーズナブルなお昼をいただいているうちに、雲が切れ、青空がどんどんひろがってきた。売店のおかみさん曰く「天気が良くなってきたから、グラスボートに乗っていきなよ。きれいだよ」聞けばすぐ近くに乗り場があるという。せっかくの機会なので、挑戦してみることにした。
 売店から数百メートルの岸壁にあったのが「池間島海底観光」船底がガラスのボートで沖合のサンゴ礁を見に連れて行ってくれるという。所要時間約1時間でひとり3000円、天気も良くなってきたことだし奮発して乗り込んだところ、なんと貸し切り状態。オーナーのおやじさんの操縦で沖合の島に向かった。

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池間大橋をくぐって

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沖合の小島に向かう

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おやじさんの船はけっこうパワフルで、スリル満点

 観光船と侮っていたが、結構なスピードでスリルも味わっているうちに、沖合の島の付近にある岩礁に到着。この周辺のサンゴ礁を見学する。

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沖合の島のすぐ近くにある岩礁、この付近にサンゴ礁がある

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グラスボートの中はこんな感じ、なんと貸し切り

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写真ではいまいちだが、青いサンゴがきれい

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 運が良ければウミガメも見られるというが、この日は残念!あっという間に見学時間が過ぎ、帰路に就くことになった。まだ雲が多いものの、青空がのぞくと海が鮮やかな青に変わる。海中見学もさることながら、海を見ただけでコーフンしてしまう小生などは、ボート遊覧だけでも十分楽しめた1時間だった。

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池間大橋をくぐって港へ

 オーナーのおやじさんは、長く商船を操っていたそうだが、池間の海を大勢の人にみてもらいたいと、このボートを始めたという。「沖縄の海が世界で一番さ」「ほんとにきれいじゃないものを、わざわざ遠くの外国まで見に行くことはない」言葉には沖縄の海への熱い思いが詰まっていた。

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池間島の海はとことん澄んでいる

 本格的に天気が良くなってきたので、午前中に曇っていて残念だった「伊良部大橋」に再度足を延ばしてみることにした。到着してみるとやはり・・・そこには期待通りの景色が広がっていた。

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伊良部大橋
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海の中をどこまでも走る感じが爽快

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「潔さ」ということ〜「悪質タックル」事件に思う〜 [時事雑感系]

「悪質タックル」の日大アメフット部の選手が記者会見を行った。20歳、大学生の身分でありながら、自らの姿を明らかにして、事実関係と心情を語るその姿に先ず感じたのは当該の学生の「潔さ」だ。逆に、このような会見が大学側の関与なしに開かれたことに対しては、大きな疑問と大学に対する失望を感じた。

 教育の場である大学に所属するチームで起こった事件である。仮に学生に何らかの非があろうとも、最終的な責任は大学そのものが負うべきなのではないか。今回の日本大学の対応には、学生に対する愛情や思いやりが感じられない。日大アメフット部は「日本一」のチームだというが、こうした環境で日々の練習を行っている選手たちはどう感じているだろうか。

 スポーツには勝つことの大切さはあるだろう。そしてそのための厳しさもあるに違いない。しかし「勝つこと」のみが目的になり、そのためなら手段を選ばないような行為は、明らかに間違っている。それは、スポーツが人間を成長させるのではなく、人間の大切な「こころ」を壊すことにつながってしまいかねないと思うからだ。今回の事件の背景には、勝利のためには大切な選手さえも「使い捨て」も厭わないような空気を感じる。全く門外漢の小生などにはわからないこともあるのかもしれないが、人間を大切にできないスポーツに価値があるとは思えない。

 翻って、政治の世界での「潔さ」の話。加計問題で愛媛県側から新たな資料が示された。2年も前に官邸で加計氏と安部総理が面談し、獣医学部新設の話をして、総理も「いいね」のコメントをしていたという。これに対して安部総理はまたもや否定をしているようだ。

 今回の記録も愛媛県の担当者が報告用にまとめたものだというが、もし安倍総理の言うとおり「会っていない」「聞いていない」「話していない」とすれば、愛媛県職員は一体何のためにこのような文書を作ったのか。しかもこの問題が大きく取り上げられる2年も前にである。安倍総理は官邸の来訪者記録や新聞の動静欄に記載がないことなどを盾に全否定しているようだが、あまりにも不自然だ。どちらが正しいかは火を見るよりも明らかに思える。

 森友問題でも、今回の一連の加計問題でも、どうやら安倍総理とその周辺の人々の一貫したスタンスは「証拠がなければ何ら問題ない」ということのようだ。今回の文書などは十分な「証拠」と思えるが、それさえも否定できるとは恐れ入る。「記録」よりも「記憶」が優先するのだからたいしたものだ。

ここで考えるのは「潔さ」という問題だ。小生は「潔さ」は心の問題だと思っている。その人の生き様、美学、モラルなど、様々な要素が相まってもたらされる「生き方」そのものだと思う。そこには「証拠の有無」など入り込む余地はない。その人の心が許せるかどうかという問題だからだ。

この間の一連の問題でよくメディアに登場する皆さん、総理をはじめ有力閣僚、党要職の方々などの政治家や霞ヶ関の官僚の皆さんの姿からは、残念ながら「潔さ」が感じられない。確たる証拠がないのをいいことに「しらを切っている」ように見えてしまうからだ。まあ、真実は神のみぞ知ることかもしれないが、疑念を払拭できない事態を招いた場合の身の振り方というものがあるのではないか。そこが「潔さ」だと思う。

今回の出来事は華やかなスポーツの世界の裏側の姿の一端を晒すことになったが、これは良い機会だったのではないかと思う。また、記者会見を開いた学生は、失ったものもあるかもしれないが、それ以上に大きなものを得るのではないかと思う。ぜひ「潔さ」という宝を大切にして、これから人生という大きなゲームを進めていただきたい。そんなことを感じた。

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南の島に行ってみた2018~宮古島の休日 その2~ [紀行系]

 宮古島行きを決めた理由の一つは、さるテレビ番組でやっていた「海上の橋」の風景だ。見事な青い海の上をずっと遠くまで伸びる橋、行ったことはないが、まるで米国フロリダの??マイルブリッジみたいだった。なので、観光はまず橋めぐりからスタートだ。

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来間大橋
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 まず向かったのは来間大橋。全長約1700m、もとは農道として整備されたというから驚きだ。全体像は来間島の竜宮展望台から望める。「沖縄で一番美しい橋」と言われているようだが、残念ながらこのお天気では海の色が・・・。仕方ないので次の「伊良部大橋」へ向かった。

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伊良部大橋、橋の微妙なアップダウンが美しい
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 伊良部大橋は全長約3500m、通行料金を徴収しない橋としては日本最長だという。長さもさることながら、アップダウンを取り入れたそのデザインもすばらしい。小生がTV番組で見たのも、まさにこの橋だった。しかしながら、ここも残念ながら空模様が・・・。いちおう橋中央部の停車可能場所でレンタカーの証拠写真を撮影して、次なる目的地に向かった。

 目指したのは池間大橋、宮古島最北部にあり、池間島との間を結ぶ全長1400mの橋だ。ここに向かう前に立ち寄ったのは、義兄から聞いていた、宮古島にあるという「憲法9条の碑」だ。憲法9条の碑は現在全国に18基ほどあるというが、そのうちの7つは沖縄にあるのだそうだ。全犠牲者が20万人といわれる「沖縄戦」の悲劇を経験したオキナワの人々の、平和憲法に込めた期待と平和への強い願いを感じる。
 碑は宮古島市のカママ嶺公園にあり、高台から街を見下ろしている。公園には巨大なシーサーの滑り台などもあって、市民の憩いの場、子供たちの遊び場になっているようだ。市民の暮らしの場に憲法があるということが、とても素晴らしいことに感じられた。

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カママ嶺公園の憲法9条の碑、「非戦の誓い」の文字と九条の条文が刻まれている

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巨大シーサーのすべり台、親子が遊んでいた

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水道もシーサー型!

 池間大橋に向かう途中から、天気が良くなってきた。この調子だと「今度は期待できるかも」と、ハンドルを持つ手も軽くなってきた。池間島側の売店「海美来(かいみーる)」の屋上展望台に上ってみると・・・眼前には見事な青い海が広がっていた。

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 待ちに待った「ミヤコブルー」の海に出会えて、最高の気分でランチ。小生は定番「宮古そば」連れはカレーライス、カレーライスにも「ミニ宮古そば」がついてくるのがうれしい。しかもとんでもなくリーズナブルで、こういうところも離島のいいところだなあ・・・としみじみ感じた。(続く)

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宮古そば500円、カレーライス、ミニそば付600円!なんとリーズナブルな!

※訂正:全国にある憲法9条の碑の数を当初「約30基」と記載しましたが、正しくは2018年5月現在「18基」とのことですので訂正します。失礼致しました。
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南の島に行ってみた2018~宮古島の休日 その1~ [紀行系]

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飛行機からでも「宮古ブルー」の海が臨めて、気分が高まる

 一昨年、西表島を訪れて、沖縄の離島の素晴らしさに接し「いつかまた」と思っていたが最近になって連れの学生時代の同級生から「宮古島の海は素晴らしい」という話を聞き、行ってみることになった。なんでもその方の子供さんが宮古島でお仕事をされているとのことで、頻繁に行かれているらしい。小生たちはそう長い滞在はできないが、丁度GW後半に時間がとれたので、3泊4日ででかけてみることになった。

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宮古空港、南国の空気が漂っている

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空港では巨大シーサーがお出迎え、ものすごく凝った作品だ

 宿は「ホテルブリーズベイマリーナ」高級なシギラリゾートの系列だが、こちらはぐっと大衆的。
小生たちにはこのくらいがちょうどいいい。

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ホテルの庭は海に向かってひらけていて、リゾート感満載

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昼寝も気持ちいい!

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部屋からの眺望、ここだって十分きれいだ!

 このホテル、規模も大きいが、周辺に実に様々な施設を併設している。ゴルフ場あり、温泉あり、大きなお土産マーケット、居酒屋屋台村、そして毎晩開催される地元ミュージシャンのミニライブなど、お楽しみには事欠かない。
 夕食後にライブ見物に行ってみると、三線弾き語りで盛り上がっていた。

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 到着が午後遅くになったため、観光は明日から。幸いお天気も数日間はまずまずらしい。明日はレンタカーをフルに活用して、すっかり有名になった「橋巡り」にでかけてみよう(続く)




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「菜の花プロジェクト」に参加してみた!~ど素人の菜の花づくりレポート~ [農業系]

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<以前このブログで触れた「菜の花づくり」について、まとめてみました>

 小生、以前から妻の実家の農地を引き継いで、とりあえず草を生やさないためだけの管理をしてきた。しかし毎年毎年、ただ草刈りやトラクターをかけるだけの作業ではあまりに不毛で、かといって3反歩(30アール)もの土地で本格的な農業をやる根性もなく「どうしたもんか」と思い悩んでいたときに出会ったのが「菜の花プロジェクトin甘楽」だった。

 「菜の花プロジェクトin甘楽」は、小生の自宅からほど近い群馬県甘楽町を中心に、遊休農地などを活用して、自分たちで育てた菜種を使った菜種油を生産・販売している農業法人。ここの特徴は農薬も肥料も使わない自然栽培・自然農法で育てた菜種を使い、昔ながらの機械圧搾しぼりで、添加物など一切使わない「ただしぼっただけ」の菜種油だということだ。

 このグループが菜種を採るための農地を探していることを知ったのが昨年9月。なんでも近年、首都圏を中心とする生協でも扱ってくれるようになり、生産を拡大したいとのこと。こちらの畑の状況を伝えると、種まきに丁度よい時期とのことで、とんとん拍子に話が進んで、「菜の花プロジェクト」参加と相成った。以前から春の到来を告げる一面の菜の花畑にあこがれていた小生にとっては、なんともうれしい遊休農地の利用法だ。

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種まき直後の畑

 プロジェクトのリーダーに大きなトラクターで来ていただいて、種まきを済ませたのが9月下旬。今後2週間くらいで発芽、ある程度大きくなってきたところで1回目の「中耕除草」、そしてそのまま冬越しさせるのだという。小生の畑は高台にあり、非常に乾燥している上に冷え込みも風当たりも強い。こんな厳しい環境で大丈夫なのかと思うが、むしろ田んぼのような湿り気のある土地ではうまくいかないとのことだ。

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10月中旬予定通り発芽、うれしい!

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10月下旬、少し大きくなってきたところで「中耕除草」耕耘機をかけてないところにはびっしりと草の芽が出ている

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中耕除草を終えきれいになった畑、これで冬越し

 この冬は雪こそ少なかったが、けっこう寒さが厳しかった。2月頃になって菜の花畑は大丈夫だろうかと、ときどき見に行ってみたりしたが、10月に除草したときに比べて何となく元気がないような...。そうこうしているうちに、2度目の中耕除草の時期になった。

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3月中旬、冬越しして何となく元気がなさそうな菜の花

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まだ草は少ないが、今後のためにひととおり除草

 心配になって菜の花プロジェクトのリーダー氏に聞いてみたところ「まったく心配ない」というお返事、「開花時期になれば一気に大きくなる」とのこと。一安心だが、自分の目で確かめるまでは不安はぬぐえない。そして4月、ようやく開花の時期を迎えた。

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ちらほらと咲き始めた

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茎や葉は見違えるように立派に

 4月上旬、開花がはじまってからの菜の花畑は、日一日と色を濃くしていく。ときにはこんな光景も見せてくれた。

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畑を通りかかったときの不思議な光景、黒雲をバックに強烈な西日で、隣の畑のハナモモが浮かび上がっていた

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雨上がりの菜の花畑、上空の雲がきれい

 4月中旬、ようやく満開に近づいたようだ。この半年、折々の畑の状態に一喜一憂してきたが、こうして一面の菜の花を目にすることができた。まだこれから菜種の収穫、畑の管理そして来年に向けての作業と未知の仕事が続くが、何年も続けてきた「草を生やさないだけの畑」から「収穫できる畑」にできたことの喜びは大きい。小生の今年一番のHappyだ。

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4月16日、ほぼ満開となった

※「菜の花プロジェクトin甘楽」に興味のある方はこちらへ↓
http://www.soeinet.or.jp/~suneya/nanohana-HP/



 
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これこそ教育の「不当な支配」ではないのか?~前川氏の講演問題~ [時事雑感系]

 前文部科学事務次官の前川氏が、名古屋市の公立中学校で行った授業(講話)に関して、文科省が「おどし」や「いやがらせ」とも取れるような「確認」を行っていた。報道されている内容によれば、文科省は、前川氏の天下り問題による辞職や「出会い系バー」への出入りなどに触れた上で、説明を求める質問状をメールで送っていたという。

 文科省のこうしたアクションの背景には、自民党の「文部科学部会」に所属する議員からの「問い合わせ」があったようだ。このことについて当の自民党議員氏は「・・・法令に準拠した授業だったかどうか・・・地元の人の懸念があればその声を国に届けることは大切な仕事・・・」と言っているらしいが、これまでも国が学校に、現場での授業の内容についてよく「質問」をしていたというのだろうか。もしそうだとしたらこれはこれで大きな問題だ。国と地方の力関係からみて、到底対等の立場でのやりとりとは思えず、「圧力」であることが明らかだからだ。

 そもそも1947年に制定されたの教育基本法は「教育は、不当な支配に服することなく」と定めている。吉田茂内閣が1946年に設けた教育刷新委員会で、幣原喜重郎元首相の「今回の敗戦を招いた原因はせんじ詰めれば教育の誤りにあった」という問題意識から盛り込まれたといわれている。

 戦前、教育勅語を足がかりにして、軍部が国家主義的な教育を押しつけた歴史に鑑みて、1947年の衆院教育基本法案特別委員会では、旧文部省は、「不当な支配」に関して「従来官僚とか一部の政党とか、不当な外部的な干渉によって教育の内容がゆがめられた」と説明し、教育現場の自主性を重視してきていたはずだ。実際に文科省のホームページにも教育基本法の意義について「党派的な不当な支配の介入があってはならない」との解説を載せている。

 林文部科学大臣によれば「必要に応じて教委に問い合わせや事実確認をするのは通常のこと」として法律的に問題はないとのスタンスのようだが、問い合わせメールの内容は「執拗」ともいえるいやらしさだ。これを圧力と感じないほど鈍感な官僚がいるとも思えない。元文科官僚の寺脇研氏も「内容が法律や学習指導要領に反しているならともかく、市教委が適切と判断して認めたことを、さらに問い合わせるのは異常だ」と疑問を投げかけている。

 小生も昔のブログに書いた記憶があるが、2006年、第1次安倍政権のときの教育基本法の「改正」では「不当な支配に服することなく」に続く規定が「国民全体に対し直接に責任を負って行われる」となっていたものが、「法律の定めるところにより行われる」に置き換えられた。
※jmhの昔のブログ記事はこちら↓
http://xl1200s.blog.so-net.ne.jp/2006-11-16

 それまで教育の政治からの中立性を保障する規定だったものが、多数決による政治の力で左右されるような事態も考えられ、「国家権力が教育内容に介入することが可能になってしまう」という懸念が出ていた。このため、当時の伊吹文明文科相が国会で「不当な支配かどうかは司法で最終的な結論が出るのが日本の統治システムだ」と確認した経緯がある。

 今回の出来事は、まさに「国の教育への介入」であるとともに、政権にとって不都合な人物を社会から排除するような意図も感じられ背筋が寒くなる。前川氏は最近長野県で行われた講演の折に「質問状を送り付けたのは前代未聞で、不当な支配に当たる」という認識を示すとともに、文科省の対応には「情けない。現場を不当な政治的介入から守るのが仕事なのに、教育行政として果たすべきことを果たしていない」と述べたという。全く同感だ。

 この問題、一退官者の講演を巡る騒動などではない。憲法と教育基本法の理念に照らして現在の政権の振る舞いをどう評価するかという問題だ。今回のことや森友問題などを見るにつけ、官僚が行う仕事の目線が一体どこを向いているのかということを感じてしまう。かつて前川氏が言った「行政の公平・公正」が損なわれたという表現が、最もよく本質を表していると思う。全く残念なことなのだが、そういう現実を感じてしまう。「国家百年の計」がこんな姿でいいとはとても思えない。

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「メンタルヘルス」の問題か?~米国の銃乱射事件~ [時事雑感系]

 米国でまたなんとも痛ましい事件が起きてしまった。高校で若者が銃を乱射し、17人が犠牲になったという。いったい同じ事件を何度繰り返すのか。問題の所在は明らかなのに、一向に解決に向けた動きにつながらない。小生の感覚では全く理解できない、あの国にある深い闇の一つが銃規制の問題だ。

 トランプ大統領は今回の事件について「命の尊さを重んじ、深く意義深い人間関係を構築する文化を、米国に作らなければならない」「政府は州や地元自治体の指導者と協力し、学校を救い、メンタルヘルスという難しい問題に取り組む」と語ったという。そして銃規制には一言も触れなかったらしい。またツイッターでも「容疑者は精神的に不安定という多くの兆候があり、素行の悪さで退学となっていた」と、事件の容疑者の精神状態を問題視する書き込みを行っているという。

 たしかに「命の尊さを重んじる文化」は何よりも大切だし「メンタルヘルス」の問題も重要だ。しかし問題はそこではないだろう。ましてや「精神的な不安定」や「素行の悪さ」至っては、何をか言わんやだ。トランプ氏は、昨年10月にラスベガスで起きた、死者58人という米史上最悪の銃乱射事件の際にも、事件の背景が分からないとの理由で、銃規制に関する発言を拒んでいたという。

 いかに大統領選で銃規制に反対する全米ライフル協会(NRA)の支持を受けて当選したとはいえ、これほどに大勢の尊い命が失われる事件が相次いで発生する事態に直面しても、最も効果的な対策と思える銃規制に踏み込めない、ましてや「銃規制」という言葉さえも避けて通るような姿勢は、どうにも理解できない。トランプ氏がよほどどうかしているのか、または米国という社会がよほど特殊なのか・・・。全くわからない。

 トランプ氏の発言や行動は、多くがこれまでも物議を醸してきたが、最近の北朝鮮を巡る一連の発言や、エルサレムに関する発言など、どれも世界に混乱を引き起こしている。かつていろいろな意味で世界をリードしてきた米国の姿は、今大きく様変わりしているように見える。

 そんな米国を相変わらず最大の「同盟国」(考えてみればこの言葉もいつから使われ始めたのか?同盟など結んだことはないと思うのだが)として追従しているのが小生たちの国だ。とりわけ安倍総理とその周辺の皆さんは、米国には一言たりとも物を言ってはいけないと思っているようで、たびたび起こる米軍機の事故や米兵の事件などにも、えらく「寛容」だ。とりわけ沖縄の基地移転の問題など、政府が誰の味方なのかさえわからない始末だ。

 先日トランプ氏が小型核兵器の開発なども含む「核体勢の見直し」に言及した際にも、河野外務大臣は「高く評価」していたようだ。唯一の被爆国の外務大臣の発言とは思えないが、この人も「核の傘」を信じているのかと思うとがっかりだ。よもや今回の銃乱射に対するトランプ氏のコメントを「高く評価」はしないとは思うが、今様々な場面で生じている「米国の歪み」をしっかりと直視して付き合っていくことが必要だと思う。このままだと、米国と仲良しであることが大きなリスクになりかねない。近頃そんなことを感じている。
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落としどころを探れないのか?~「日韓合意」で韓国「新方針」~ [時事雑感系]

 1月15日、読売新聞社が行った世論調査の結果が公表された。これによると、慰安婦問題を巡る2015年の日韓合意について、韓国政府からの追加要求には応じないとする日本政府の方針を「支持する」と答えた人は83%に上ったという。文在寅(ムンジェイン)大統領の追加の対応を求める新方針に「納得できない」は86%に上り、韓国を「信頼できない」と思う人は、「あまり」と「全く」を合わせて計78%に達したという。圧倒的な数字だ。

 この問題について、安倍首相の記者会見での発言では「合意は国と国との約束で、これを守ることは国際的かつ普遍的な原則だ。韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは、まったく受け入れることはできない」ということであり、これは普通に考えて「もっとも」なことのように思える。

 しかし小生は、この問題が生じてからの日本政府の対応が、あまりにも頑なで、「1ミリも動かさない」なんてなんだか子供じみてさえいるように思えてならなかった。いわば、先の世論調査の結果から見れば、圧倒的少数派のへそ曲がりといえる。そんな風に思っていたところ、評論家で元外務省国際情報局長の孫崎享氏の記事を見つけた。

 「公式文書すらない日韓合意、韓国の見直しを非難する安倍首相のほうが異常で非常識」と題する「ビジネスジャーナル」の記事だ。

http://biz-journal.jp/2018/01/post_22002.html

 もともとの合意内容と新方針(どちらも参照必須!)についても記載された長い記事なので、詳細はサイトを参照していただきたいが、要点を極めて乱暴にまとめれば、以下のようになる。

1.今回の合意は「条約」でも「行政レベルの合意書」でもなく、「署名なしの合意」、いわゆる「口頭約束」である。署名つきの合意でも拘束は行政機関の存続期間に限られるため、新たな政権に順守を求めるのなら、新たな約束を取り付ける必要があるのではないか。
(例)「日米同盟未来のための変革と再編」という文書は、2005年以降日本側の政権が交代するたびに日米間で順守を確認している。

2.民主主義(国民主権)体制の国では、主要政策は選挙後変更されることがある。国民の関心が高い問題で新政権が方針を変えることは異常ではないし、外相間で署名を得ていない合意から離れることは十分あり得る。
(例)米国(トランプ政権)のTPP、NAFTA(北米自由貿易協定)からの離脱、英国のEUからの離脱など。

3.2015年の合意発表の際に「最終的かつ不可逆的に解決される」と述べたことは、旧政権外交責任者に責任がある。しかし「できないこと」を「できるふり」をした両国政府の責任でもある。

 以上だ。まあ、政府間の約束事を簡単に反故にされてしまうのでは困るが、韓国政府も国内世論と日本との関係の板挟みで苦しい立場だろう。「新方針」にはかなり苦心した様子が見て取れる。「1ミリも動かさない」頑なな態度よりも、相手の苦境に理解を示せる大人な対応のほうが、今後のためには大いに役立つのではないかと思う。

 最近のニュースを見ていて思うのだが、安倍政権の「中国」「韓国」「北朝鮮」へのばかに強気な姿勢と米国への盲従的な姿勢が極端になってきていると感じる。また、「北」や「中国」の脅威を煽って、効果のほども定かではない米国製の超高額兵器購入やまるで航空母艦まがいの「護衛艦」の建造を進めているが、「国民の命と暮らし」を守るのは軍事力だと本気で思っているのだろうか。

 残念なニュースもある、2017年のノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)の事務局長ベアトリスさんが、来日に伴い安倍首相との面会を求めていたが、外務省から「日程の都合があわず難しい」と断られたという。唯一の被爆国の首相が核兵器廃絶の運動に背を向ける姿を、国際社会はどう見るだろう。

 孫崎氏は、先の記事の中で、日韓合意の問題で「安倍首相の異常さを指摘する声が聞かれない日本という社会が、相当深刻な異常段階に入っている」と述べているが、国際的な評価を受けてノーベル賞を受賞した団体に敬意を払うどころか、リーダーが逃げ回っているようなこの国も「変な国」に見えてしまうのではないか。とても心配だ。
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