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アベ政権の姿勢そのものだ!~ブチ切れ復興大臣の発言~ [時事雑感系]

 今村復興大臣の発言がたいそう物議をかもしている。記者会見で激高するのももっての他だが、自主避難について「自己責任」、あげくは「裁判でも何でもやればいい」ときては、もうこの御仁は一体何の仕事をしている人だっけ?と思ってしまう。被災者に寄り添う姿勢の微塵もない人物が、復興庁トップとはどうしたことか?ミスキャストも甚だしい。まあ、安倍内閣の配役ミスは今に始まった訳ではないが、今回のは相当わかりやすい。「稲田氏クラス」だ。
 
 さすがのご本人も騒ぎが大きくなって、謝罪したり、発言を撤回したりしているようだが、「意図するところと違った」などとまだ言い訳めいたことを言っていて、本気で謝っているとは思えない。そりゃそうだ、謝るくらいの気持ちがある人なら、はじめからあんな態度はとらないし、「自己責任」などという言葉がでてくることはないだろう。つい「本性と本音が出た」ということだろう。
 
 この問題でアベ首相は、「謝罪しているから辞任の必要はない」「”引き続き”被災者に”寄り添って(!)”取り組んでいただく」と、あくまでも肩を持つ姿勢のようだ。今回の大臣の発言がかたちばかりの謝罪程度で済まされると考えているのなら、あまりにも小生たちの感覚とはかけ離れている。

そもそも今回の避難指示解除や自主避難者に対する住宅無償提供打ち切りも、避難者の実情を無視した「前のめり」な決定との印象をぬぐえない。そういったことをあわせて考えると、今回の復興大臣のホンネはアベ政権の姿勢そのものが露わになったということだろう。不都合なコトには一刻も早く幕引きしたいという意図が見え見えだ。

今回の復興大臣の発言に対する怒りの声は、森友学園問題でのそれとはレベルが違う。それは、原発被災者への政権の冷淡な対応は、小生たちこの国に住む者すべてにいつ降りかかってくるかもしれない問題だからだ。震災、原発被災者の問題はこの国の民にとって「我が事」なのだが、どうも政権にはその感覚が欠如しているらしい。

今回のような内政の話題が出てくると、とてもいいタイミングで北朝鮮のミサイル発射があったりして、ともすれば肝心の話題が薄まってしまったりする。しかし今回の問題はぜひしつこく追求してほしい。何かにつけて「民より国」という姿勢が目立つ安倍政権の姿そのものだからだ。主権者が誰かを忘れているような指導者は、しっかり見張っていないと取り返しのつかないことになる。
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