So-net無料ブログ作成
検索選択

これで幕引きは許されない!~森友学園、小学校開校断念~ [時事雑感系]

 次から次へと不可解な情報が明らかになり、まさに「疑惑のデパート」となっている森友学園問題だが、今日(3/10)突如として「小学校の認可申請取り下げ」「籠池氏の理事長退任」と相成った。前日、大阪市職員の現地視察に立ち会った際の囲み取材では、そんな気配は微塵もなかったように見えたが、一体どうしたことか。よもやこれで幕引きを図ろうというのなら虫が良すぎる話だ。

 今日の「記者会見」では、もっぱらご自身がこれまで行ってきたことの正当化とメディア批判、そして「愛国教育」へのご高説に終始していたが、あまりにも勝手な「言いぐさ」という印象だ。そもそも「認可」や「土地取得」に関して異例ずくめの対応がなされてきたことが問題だし、関連の幼稚園で行われていたという常軌を逸した教育内容も、この国で行われるべき教育のルールからは大きく外れたものだ。これらが注目を集めた結果としての連日の報道だったと思うが、籠池氏にとっては「偏向」しているメディアに不当に「騒がれた」という認識のようだ。まったく勘違いも甚だしいと思う。

 国会での参考人招致をめぐって与野党の攻防が続いている中、わずか1日でのこの急展開には、どう考えても何らかの力が働いたと思わざるを得ない。次々と明らかになっている様々な問題点は、まだ何一つ解決していない。学園が開校しようがしまいが、認可や土地取得にまつわる問題は事実を明らかにしなければならないことは明白だ。メディアも国会も「幕引き作戦」に乗せられることなく、徹底究明の姿勢を貫いてほしい。

 また、このタイミングで、自衛隊の南スーダンからの撤収が報じられたことも奇妙な話だ。これまで野党がさんざん追及してきた中でも、一切政府から撤収に向けての話は聞こえてこなかったように思うが、「今日」のこのタイミングでの突然の発表には違和感を覚える。まるで「森友事案」(=アベ友事案)鎮静化への援護射撃に思えてならない。以前から政権に不都合な事案が生じると、決まって別の注目ニュース(例:有名芸能人の薬物疑惑・・・など)が大きく取り上げられると感じていたが、今回は両方が政治がらみである点で一層露骨に思える。それだけ政権が神経をとがらせているということなのか。

 今回の籠池氏の会見を聞いていて感じたのは、この方のキャラは「かなりアベさん的だな」ということだ。戦前回帰的な考え方は言うに及ばず、自身の思想信条が絶対に正しく、本気で自分が世直しをしていると思い込んでいるらしいこと、また、自分に都合の悪い報道や批判への攻撃的な態度、さらには自分を正当化するためにはその場しのぎの言い逃れを平気で口にすること・・・などだ。高邁な理想に基づき「国を良くする」ための教育に身を捧げてこられた方のふるまいとはどうも結びつかない。

 今回の一連の報道で、今まであまり見えなかったこの国の別の姿、特にアベ氏の政権になってから急に元気づいてきた勢力が、いろいろなところに深く根を張り、手を伸ばしてきている構図が見えてきたように思う。この問題をいいかげんな幕引きでうやむやにせず、この機会に、今この国が向いている方向に目を向け、将来にどういう社会を望むかを考えるきっかけができればいいと思う。メディアには今回の森友問題の背景にある闇にさらに深く踏み込んでくれることを期待したい。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。