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心配な安倍政権の国会運営~急ぎすぎ!カジノ・年金・TPP~ [時事雑感系]

 安倍首相が年末にハワイ・真珠湾を訪問し、アリゾナ記念館で慰霊の献花ををするのだという。この折りにはオバマ大統領も同行しするというから、一見今年のオバマ氏のヒロシマ訪問の「お返し」のように見えるが、実際はどうなのだろうか?

 すでに安倍氏は米国大統領選の直後に、まだ大統領にもなっていないトランプ氏を訪問している。世界に先駆けての「トランプ詣で」には小生も「おいおい、まだちょっと早いんじゃないかい?」と、あまりに前のめりなアクションに唖然としたが、きっとオバマ氏は相当気分を害したのじゃないかと思う。・・・というのは、そのあとに行われたペルーでのAPECの折りに首脳会談が行えず、オバマ氏とは「立ち話」にとどまったというからだ。

 うがち過ぎかもしれないが、小生は、今回の真珠湾訪問は「トランプ詣で」の「おわび」みたいなものじゃないかと思う。オバマ氏にしてみれば、米国内にはいまだに根強い「Remember Pearl Harber!」の思いがある中で、日本の現職総理に「慰霊」というかたちでの「謝罪的な訪問」をさせたという手柄になる。これでいちおうチャラだから、きっとその折りに行われる首脳会談はフレンドリーなものになるだろう。

 それにしても、戦前~戦中にこの国が「大陸」「半島」「アジア」で行ってきた振る舞いへに対しては驚くほど冷淡な人が、こと相手が米国となると急にお愛想やフットワークがよくなってしまうというのも不思議だ。まあわかりやすいといえばその通りだが、これでは辺野古をはじめとする沖縄駐留米軍の問題を、沖縄の人々に寄り添って解決していくことは到底難しいと思わざるを得ない。

 さて、実は今回書きたかったのはこのことじゃない。カジノ法案(「統合型リゾート施設整備推進法案」というらしい!これだけ聞いたらそんなに悪いものでもなさそうなのだが・・・)が今日(12/6)にも衆議院を通過する見込みだという。何をそんなに急いでいるのか。

 おおかた、いろいろ物議の「東京五輪」までに間に合わせたいということなのだろうが、世論調査でも反対が賛成を大きく上回っている中で、わずか6時間ほどの委員会審議で「十分な審議ができた」とはあまりにもふざけている。与党の中にも異論があるらしいが、ならばこの際は議員の良心とプライドをしっかり見せてもらいたいものだ。

 またこれは噂に過ぎないのかもしれないが、今回こんなに急ぐ背景には、先日のトランプ氏との会談があるとの見方もある。なんでもトランプ氏のかなり有力な支持者の中にラスベガスのカジノ王がいて、この人はかねてより日本にカジノを作りたい意向だという。そういえばトランプ氏も米国東海岸のアトランティックシティーというところでカジノを経営していたが失敗したらしい。まさか「起死回生」を日本で・・・と考えているわけではないだろうが・・・。

 だいたいそもそもの話としてカジノはギャンブルであり、ギャンブルには必ず勝ち負けがある。そしてギャンブルの胴元の儲けは負けた人のつぎ込んだお金だ。悔しさや恨みや涙がしみこんだお金で経済活性化や地域振興というのもいかがなものか。

 厚生労働省の調査ではこの国でギャンブル依存の可能性がある人の比率は4.8%(500万人以上)、この率は他の主要国の数倍なのだという。パチンコや競輪、競馬などだけでそうなのだから、24時間ギャンブルができるカジノが開業すれば増えることは確実だ。また、アトランティックシティーではカジノができてから周辺のホテルやレストランの相当数が廃業に追い込まれたというから地域活性化は疑問だ。カジノがある国が「グローバルスタンダード」だというかもしれないが、こんなことは「普通」であってほしいとは思わない。

 この国会ではまずTPP、次に年金と、強行採決が相次いでいる。いずれも民の暮らしや将来を大きく左右する重要な法案だが、到底十分な審議が尽くされての結果とは思えない。どうも安倍自民党は「数」こそが民主主義だと思っているようだが、小生は対立する意見との「落としどころ」を探っていくことが民主主義だと思う。今の国会の様子を見ていると、この政権で憲法をいじってもらうことだけは絶対に御免こうむりたいと思ってしまう。

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