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落としどころを探れないのか?~「日韓合意」で韓国「新方針」~ [時事雑感系]

 1月15日、読売新聞社が行った世論調査の結果が公表された。これによると、慰安婦問題を巡る2015年の日韓合意について、韓国政府からの追加要求には応じないとする日本政府の方針を「支持する」と答えた人は83%に上ったという。文在寅(ムンジェイン)大統領の追加の対応を求める新方針に「納得できない」は86%に上り、韓国を「信頼できない」と思う人は、「あまり」と「全く」を合わせて計78%に達したという。圧倒的な数字だ。

 この問題について、安倍首相の記者会見での発言では「合意は国と国との約束で、これを守ることは国際的かつ普遍的な原則だ。韓国側が一方的にさらなる措置を求めることは、まったく受け入れることはできない」ということであり、これは普通に考えて「もっとも」なことのように思える。

 しかし小生は、この問題が生じてからの日本政府の対応が、あまりにも頑なで、「1ミリも動かさない」なんてなんだか子供じみてさえいるように思えてならなかった。いわば、先の世論調査の結果から見れば、圧倒的少数派のへそ曲がりといえる。そんな風に思っていたところ、評論家で元外務省国際情報局長の孫崎享氏の記事を見つけた。

 「公式文書すらない日韓合意、韓国の見直しを非難する安倍首相のほうが異常で非常識」と題する「ビジネスジャーナル」の記事だ。

http://biz-journal.jp/2018/01/post_22002.html

 もともとの合意内容と新方針(どちらも参照必須!)についても記載された長い記事なので、詳細はサイトを参照していただきたいが、要点を極めて乱暴にまとめれば、以下のようになる。

1.今回の合意は「条約」でも「行政レベルの合意書」でもなく、「署名なしの合意」、いわゆる「口頭約束」である。署名つきの合意でも拘束は行政機関の存続期間に限られるため、新たな政権に順守を求めるのなら、新たな約束を取り付ける必要があるのではないか。
(例)「日米同盟未来のための変革と再編」という文書は、2005年以降日本側の政権が交代するたびに日米間で順守を確認している。

2.民主主義(国民主権)体制の国では、主要政策は選挙後変更されることがある。国民の関心が高い問題で新政権が方針を変えることは異常ではないし、外相間で署名を得ていない合意から離れることは十分あり得る。
(例)米国(トランプ政権)のTPP、NAFTA(北米自由貿易協定)からの離脱、英国のEUからの離脱など。

3.2015年の合意発表の際に「最終的かつ不可逆的に解決される」と述べたことは、旧政権外交責任者に責任がある。しかし「できないこと」を「できるふり」をした両国政府の責任でもある。

 以上だ。まあ、政府間の約束事を簡単に反故にされてしまうのでは困るが、韓国政府も国内世論と日本との関係の板挟みで苦しい立場だろう。「新方針」にはかなり苦心した様子が見て取れる。「1ミリも動かさない」頑なな態度よりも、相手の苦境に理解を示せる大人な対応のほうが、今後のためには大いに役立つのではないかと思う。

 最近のニュースを見ていて思うのだが、安倍政権の「中国」「韓国」「北朝鮮」へのばかに強気な姿勢と米国への盲従的な姿勢が極端になってきていると感じる。また、「北」や「中国」の脅威を煽って、効果のほども定かではない米国製の超高額兵器購入やまるで航空母艦まがいの「護衛艦」の建造を進めているが、「国民の命と暮らし」を守るのは軍事力だと本気で思っているのだろうか。

 残念なニュースもある、2017年のノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)の事務局長ベアトリスさんが、来日に伴い安倍首相との面会を求めていたが、外務省から「日程の都合があわず難しい」と断られたという。唯一の被爆国の首相が核兵器廃絶の運動に背を向ける姿を、国際社会はどう見るだろう。

 孫崎氏は、先の記事の中で、日韓合意の問題で「安倍首相の異常さを指摘する声が聞かれない日本という社会が、相当深刻な異常段階に入っている」と述べているが、国際的な評価を受けてノーベル賞を受賞した団体に敬意を払うどころか、リーダーが逃げ回っているようなこの国も「変な国」に見えてしまうのではないか。とても心配だ。
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jmhの今年のニュースベスト3~畑、バイク、そして・・・~ [たわごと系]

 年末にはあちこちで「今年のベスト〇☓△」が話題に上るが、今年は小生にとってもけっこういろいろな出来事があったので、初めて「今年のベスト3」を考えてみた。
 まずは、畑仕事関係から。

 昨年から「ちょっと勤め人、ちょっと百姓」の小生だが、かねてより休耕地対策で、けっこう広い畑を草刈をしたり、トラクターで起こしたりして除草を続けていた。しかし余りにも生産的でないので、お隣甘楽町の「菜の花プロジェクト」に相談したところ、九月に菜の花のタネ(ナタネ)を蒔いていただいた。
 このまま順調にいけば、来年4月頃には畑が全面菜の花で埋まり、その後ナタネを収穫して「菜種油」の生産に一役買うというのが作戦だ。
 そんなにうまくいくものかどうかわからないが、目下期待して春を待っている。

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9月に種まき、11月に中耕除草した12月の菜の花畑、春の開花を心待ち

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「菜の花プロジェクト甘楽」のHPはこちら、興味のある方はどうぞ。
http://www.soeinet.or.jp/~suneya/nanohana-HP/

 次のニュースはバイク関係。18年付き合ってくれた「ハーレーダビッドソン スポーツスター1200S」に別れを告げ、250CCのスクーター「ベスパGTS」に乗り換えることになった。けっこう「ものを大事に使う」小生だが、18年とはよくがんばってくれた。しかし、車検費用と車体重量の重圧で、ついに諦めるに至ったわけだ。

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18年付き合ってくれたスポーツスター、お疲れ様

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ノーマル状態のベスパ250GTS

すこしずつカスタマイズが進行中で・・・
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スクリーンとフロアキャリア

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トップケースとスマホホルダー

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現在のところはこんな感じ。

 250CCスクーターは「退屈なのでは?」と思っていたが、乗ってみるとパワーは必要にして十分、取り回しのしやすさで、日常の足には最適だ。利用度が3倍くらいに上がったことは意外だった。今の小生には、このくらいがちょうどいいと実感した。

 たぶんこれが今年の最大のニュース。40年i以上(!)吸い続けたたばこを今年やめることになった。正確には8月からだからまだ5ヶ月弱、完全に「やめられた」のかどうかは疑わしいが、まあ大丈夫だろう。なぜなら、「買わなくていい」「もって歩かなくていい」「吸う場所を探さなくていい」と「いいことずくめ」に感じているからだ。
 きっかけは「禁煙セラピー」という本。細かいことには触れないが、この本はタバコ吸いの思い込みを覆してくれる。こんなに簡単に禁煙できるとはびっくりだった。おそらく禁煙を本気で考えている人なら、100%成功するのではないだろうか。

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「禁煙セラピー」本1冊でやめられてしまうとは!

 そんなわけで、今年は小生にとってけっこう今までの生活のベースの部分に変化のあった一年、生活スタイルが自然に年齢相応になっていくことを実感した一年だった。さて、果たして来年は一体どんな変化がやってくるだろう。楽しみなような、怖いような・・・。
 ともあれ、お互い良い年を迎えましょう!

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やきそば大好き!~前橋市「めの娘 大友店」 [食べ物系(カツ丼・やきそば・辛いものなど)]

 現役時代と違って「お手伝い」のような仕事になった今は、時間もある程度自由になるし、「お仕着せ」の食事からは解放されるし、いろいろがとってもらくちんだが、経済的な問題は考えないわけにはいかない。なにしろ収入は「しれたもの」だから、外食などもそれなりに考えながら・・・ということになる。
 このお店「めの娘 大友店」は、サラリーマンはもとより、小生たちのようなリタイヤ組にもやさしいお店だ。なにしろ「ラーメン+ミニ丼」のセットが700円代、これはなかなかうれしい。

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前橋、中央大橋西側の通り沿いにある

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店内はボックス中心で、広い

 きょういただいたメニューは「五目やきそば」、このお店は以前の勤めていた場所から近いこともあり、たまには来ていたのだが、たいてい注文はラーメン、またはラーメンセット。「やきそば」があるなど考えてもみなかったのだ。

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五目やきそば780円(税別)和風っぽさがうれしい!

 ここの「五目やきそば」、特徴は「ボリュームたっぷり」「あんかけ多め」「醤油味」の「非中華料理店系」のやきそばというところだ。ラードの香りが立つ中華料理系の本物のやきそばもいいが、ここのような半分「日本風」のやきそばも、なんだかなつかしくて小生は好きだ。ここのは、そんなやきそばの代表格かもしれない。

 外食も毎日続けていると「この店はコレ」「あの店はアレ」と決めてかかってしまうことが多いが、それだけではキャッチできないおいしいメニューがある。そんなことを知ったHappyなランチだった。

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「そうだ、京都へ行こう!」~紅葉めぐりと「祇園 うえもり」 [紀行系]

 秋になると必ず登場するキャッチフレーズ「そうだ、京都へ行こう!」。もうずいぶん前から使われているが色あせないのだから大したものだ。そんな文句に乗せられて、紅葉は今が盛りの京都へ行ってみた。
 当初の目的はこの秋、盛んに宣伝していた「国宝展」の見物で、まあ行くには行ったのだが、折しも日曜日でたいへんな混雑、到底間近でゆっくり鑑賞というわけにはいかない。それでも「TVでやっていた」有名どころは一通りチェックできたので、早めに切り上げて紅葉見物に向かった次第だ。

 最初に訪れたのは東山の「永観堂」、さすがに紅葉の名所として名高いだけあって大変な人出だ。しかし残念なことに到着したのが遅く、昼間の拝観が受付終了となってしまった。それでも入り口までの僅かな距離でも、すばらしい紅葉を見ることができた。

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永観堂は入り口付近でもなかなか見事

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 続いて向かったのは、連れ曰く「ライトアップがいい」という高台寺だ。こちらに到着したのはちょうど夜の拝観がスタートした直後だったが、大変な行列だ。列に並ぶこと30分ほどで、ようやく入場となった。

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高台寺のライトアップは幻想的
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 国宝展からお寺二つの紅葉めぐりでよく歩いたあとは、お楽しみの夕食。こんな観光シーズンの休日に予約がとれるものだろうかと心配だったが、幸運なことに「祇園 うえもり」というお店に席を確保できた。「ぎおんで食事なんて・・・」と、田舎者はびびってしまったが、全くの杞憂、とても居心地のいいお店だった。

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「祇園 うえもり」の会席コース、このほかにお椀と別注で湯豆腐をお願いした

 このお店、花見小路という祇園のメインストリートからわずかに入ったところにある「町家風」の料理屋さんだ。一見敷居が高そうに思えるが、お店の皆さんはみんな気さくでアットホームな雰囲気、それでいてお料理は季節感満載で抜かりがなく、値段はリーズナブル・・・といいことずくめのお店だった。
 驚いたのは、接客チーフのお姉さんが小生たちの地元、群馬県の出身だったこと。まさに奇遇で、一層盛り上がってしまった。おいしい料理とあたたかなもてなしで、心も体もすっかりぽかぽかになって、宿へと向かった。

 翌日はこちらも紅葉の大名所だという「東福寺」へ。ここは紅葉の谷を渡る「通天橋」が有名で、谷を通る道から橋の上まで大変な賑わいだった。

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谷から通天橋を見上げる

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紅葉が散った谷も風情がある

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紅葉と苔のコントラストも見事

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 一泊二日で駆け足でめぐった京都だったが、思ったより盛りだくさんに楽しむことができた。なんといっても一番の収穫はいい料理屋さんに出会えたこと。京都が大好きな連れと違って、今まであまり足が向かなかった小生にとってはとてもいい出会いだった。これなら「折に触れて」でかけてみてもいいかな・・・。そんな気分にしてくれたHappyな京都の休日だった。

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「謙虚」とはほど遠い自民党~野党の質疑時間を縮小とは!~ [時事雑感系]

 総選挙で勝利した自民党、安倍氏や幹部がやたらに「謙虚」という言葉を多発していたが、これがまったく口先だけであることがはっきりした。国会における野党の質疑時間を大幅に縮小したいという方向を自民党が打ち出した。
 
 衆院での与野党の質問時間の配分は、これまで慣例で、野党8割、与党2割としてきたということだが、これを、議席数に応じた比率、つまり与党7割、野党3割にしたいというのが自民党の意向だという。野党は一斉に反発しているが、当然のことだ。

 この問題については、上西充子氏(法政大学教授)が10月29日のYahooニュース「野党質疑の短縮要請は、与党の自信のなさの表れであり、法案審議の意義を損なうもの」と題した記事で詳細に触れて下さっているので、ぜひこちらもご覧いただきたい。
https://news.yahoo.co.jp/byline/uenishimitsuko/20171029-00077505/

 上西氏によれば「議院内閣制の下で、与党は政府提出法案については、国会提出前に既にその内容の検討を終え、了承を行っている。従って、国会の法案審議において、与党と野党の果たすべき役割は大きく異なる。・・・与党の部会が十分議論した内容が法案として国会の委員会に出てくるのだから、国会の質疑時間が野党に厚く配分されているのは理にかなっている。自信をもって国会に提出された法案であれば、野党の追及に対しても的確に答弁によって反論し、理解を得ることが可能なはずだ。・・・にもかかわらず、野党の質疑時間の圧縮をねらうのは、野党の追及に耐えられないことを恐れているからではないか。」とのことだが、全くその通りだと思う。

 そもそも現在の8対2という比率も、5年前に自民党が野党だった時代に、与党民主党に強く要求して定まったものだというから、明らかに言っていることが矛盾している。また、若手議員から質問の機会を与えてほしいという要望が強いという理由も、単に「TVに映るところでやりたい」ということのように思えてならない。もししっかりした質疑をしたいのであれば、あらかじめ行われる党内の「部会」の審議に加わればいいだけの話ではないのか。

 今回の自民党の動きは、小生のようなシロウトから見ても、あまりにも「浅はか」で「姑息」、なんだか「情けない」ものに思える。与野党で磨き合ってよい政治をしていこうという空気が、この10年ほどの間にどんどん失われて、単純な「数がすべて」の政治に変わってきているように感じられてならない。

 総選挙の自民党勝利の原因のひとつは、20代~30代の若い層の自民党支持率が高かったことだと言われている。その理由は自民党に「安心感」「安定感」を感じ、野党には逆に「不安感」を覚えるということらしいが、訴える政策の中身よりもイメージが先行する風潮というのはとても心配だ。ともすれば「大きなもの」「強い力」が「正しいもの」に見えてしまいがちだからだ。

 大きな権力を手にした者にこそ求められるのが「奢らないこと」「謙虚であること」だと思うが、一強といわれる現在の自民党はどうか。強引な国会運営、いろいろな疑惑への不誠実な態度、果ては大義なき選挙、そして今回の国会運営にまつわる動き・・・。自民党内にも長らくこの国を率いてこられたベテラン議員さんが大勢おられることだろうが、今のこういった状況をどう見ているのだろうか。自民党内からの声はあまり聞こえてこないように思える。・・・ということは、もしかしたら小生たちは、ブレーキの効かなくなったクルマに乗せられてしまっているのかもしれない。なんともオソロシイことだ。

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国政選挙のマジック?~得票4割以下でも、議席6割以上とは!~ [時事雑感系]

 衆院選が終わった。「自公が勝利」「希望は失速」「立憲が健闘」という結果は、おおむね事前の予測通りで、こんなに「当たってしまう」なら選挙の面白さもないなあ・・・などと思ってしまった。

 今回の投票率は全国平均で53.68%だそうだ。期日前投票が大幅に増えたとのことなので期待してみたが、結果は前回を若干上回る程度だった。まあ、台風の影響も考えれば、これでも立派なものなんだろうか?それにしても有権者の半分近くが選挙に行かない国なんて、世界中に他にないんじゃないか。

 国のリーダーはこんな状態をどう思っているのだろうか?この国の政治の仕組みは「みんなが参加する」ことで成り立つようにできている。よほど真剣に考えるべき課題だと思うが、どうも本気の対策が講じられる様子もない。こんな状態を、よもや「都合がいい」などと思ってはいないのだろうが...。

 さて、本題だ。これは選挙があるたびにいつも言われていることなのだが、有権者の意思が投票によってちゃんと国政に反映されているのかという問題だ。今回の選挙結果を小生なりにまとめたものが、下の表だ。

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 これを見ると、比例区の各党の得票比率は事前の世論調査などで示されたものと大きく変わらないように見える。おそらくこれが有権者の政党支持の実際のところなのだろう。ところが、これが小選挙区の当選者数で見ると著しく異なる。自民党が4分の3を占めてしまうのだ。小生の住む群馬県も代表的な保守王国だから、小選挙区5議席全部が自民党で占められている。こんな県が全国のあちこちにあるのだろう。

 まあ、「一番」の候補者がその選挙区のすべての票を持って行く「総取り」方式が、小選挙区制度の特徴だから当然のことなのだが、それを補うとされている「比例代表」を加味しても、当選者の比率は政党支持の比率とは相当かけ離れている。これで民意がちゃんと反映されているといえるのだろうか?どうにも疑問だ。「一票の格差」が裁判にまでなっているが、小生はこの制度(小選挙区制度)そのものこそが問題だと思っている。

 なぜ今さらこんな話を持ち出したのかというと、選挙後各新聞が報じている安倍総理の記者会見内容が気になったからだ。安倍氏は「改憲に意欲」を見せているというのだが、与野党で「合意形成に努める」といいながら、野党第1党、つまり立憲民主党と合意できなくとも、合意できる党だけで改憲発議をめざすという考えらしい。これは結局最終的には「数の論理」で改憲に進むということだ。

 総選挙によって与党は大きな議席を得るに至った。そのことは紛れもない事実だが、その数に表れない有権者・国民の意思があることにも思いを致すべきだろう。民主主義は「多数決主義」ではなく「少数意見の尊重」こそが大切と言われるが、その通りだと思う。とりわけ憲法は「国の姿」であり「国のあり方」を示す理念の法だと小生は思う。なぜ憲法を変えなければならないのか?変えなければできないことは何なのか?安倍首相にはぜひそのことについての「丁寧な説明」をしていただきたい。もちろん「もり・かけ」の疑念を晴らした上でだ。

 
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どうなる?衆院選~「ひとり600円」の政治参加を!~ [時事雑感系]

 衆院選がもう終盤にさしかかる。これまでの情勢分析では「与党盤石」「自公で300議席」などだが、この数字、小生には何とも信じがたい。なぜなら、小生の周りにいる人々のほとんど全部が安倍政権の政治ににうんざりしているからだ。いったい何が与党を「盤石」にしているのだろう。

 各種世論調査などでは、政党支持率、内閣支持率ともにそう高くはないものの、大きく減らしている様子もない。40%付近のところで安定してしまっている。また「無党派・支持政党なし」の30~40%も大きな変化はない。ということは、残りの20~30%をいわゆる「野党」で分け合っていることになるわけで、これは無党派を動かすよほど大きな出来事がなければ、政権交代は起こりえないということだろう。

 今回の「台風の目」と目されていた希望の党は、都知事選、都議選の勢いで国政に打って出ようとしたのだろうが、そもそも期待の東京都内で「築地移転問題」などがくすぶっていることに加え、民進党との「合流」に際しての小池代表の発言、「さらさら」「排除」に反発が広がり、今や「失速」の様相らしい。

 かたや希望の党に「排除」された民進リベラルが立ち上げた「立憲民主党」は、ある意味「ふっ切れたわかりやすさ」が受けているのか、想像以上に健闘しているようだ。特にインターネット上での存在感は抜群だ。ツイッターのフォロワーが一晩で5万件を超え、わずか数日で自民党が何年もかけて積み上げてきた数字をあっという間に抜き去ってしまったというから驚きだ。

 しかし、二大政党制の確立をめざして「幅広く」結集し、一度は政権を取ることに成功した民進党(旧民主党)は、無所属も含めて3分裂することになった。このことが結果的に自公勢力を利することになってしまっているのではないだろうか。また、やや勢いを失ってきているとはいえ、相当数の旧民進党議員を擁することとなった「希望の党」だが、小池氏は多分に「タカ派」な人物だ。この党が選挙後にどんな振る舞い方をするのか、こちらも心配の種だ。

 中盤の情勢でも全体の構図は大きく変わらないようだが、違っているのは期日前投票を行った人の数が前回の参院選の1.5倍に上っているらしいということだ。これが何を示すのかわからないが、さるテレビ番組のコメンテーター氏は「期日前投票の数は投票率のひとつのバロメーターにはなり得る」との見解だった。

 小生が考える今回の選挙の争点は、1にも、2にも「安倍政治」そのものだ。選挙応援の演説で安倍氏は盛んに「アベノミクス」の成果を強調しているが、国の統計規模の大きな数字がいかに上向いても庶民の生活実感が伴わなければ意味をなさないと思う。そもそも「経済」という言葉のもとになった「経世済民」とは「国を治めて、民を救済する」という意味だそうだ。国や一部の国につながる者たちが富んで、民がやせ細るような政策は「経済」ではないだろう。

 選挙まであと5日ほど。まだまだ先はわからない。結果がどうなろうと願うことは一つ。民意がしっかり反映される選挙になることだ。投票率が95%にものぼるというオーストラリアは、罰則規定(罰金)を設けているらしい。極端な例かもしれないが、本気で投票率を上げるつもりがあるなら検討に値するだろう。

 今回の総選挙でかかる費用は600億円以上だという。有権者ひとりあたりにすれば600円以上、棄権した場合はその分が「ドブに捨てられる」ことになる。なんともモッタイナイ話だ。これが無駄遣いになるかどうかは、小生たち一人ひとりの行動次第だ。「政治は自分のくらしのこと」と考えて、貴重な政治参加のチャンスを生かしたい。

※おまけの話
 前の記事でも書いたが、今回、立憲民主党がネットで大躍進しているとの情報を得て、遅ればせながら小生もこの流れに乗ってみようと、今まで手を出しかねていたツイッターやフェイスブックのアカウントを作ってしまった。はじめてみたらフェイスブックは特に便利で、お手軽で、すっかりはまりそうだ。しかしおかげでこのブログ更新はさらに「気まぐれ」になってしまいそうだ。
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がんばれ!立憲民主党~ツイッター10万フォロワーのびっくり!!~ [時事雑感系]

 「大義なき解散」による無理矢理の総選挙は、「希望の党」の参戦で、このままではこの国は「タカ派二大保守勢力」に支配されてしまうと心配をしていたが、やや風向きが変わってきたようだ。

 マエハラ民進党の「希望」への丸ごと合流が頓挫する経緯の中でコイケ氏が発した言葉「さらさらない」や「排除します」、また候補者とコイケ代表との写真撮影の「有料化」、さらにはおひざもとである都民ファーストの会の有力議員の造反など、希望の党にはどうもあまり芳しくない風が吹いてきたように思える。

 また、エダノ氏が「排除」されたメンバーを中心に立ち上げた「立憲民主党」には、ネット上での応援がすさまじく、ツイッターのフォロワー数が一晩で5万超え、二日も経たないうちに10万を超えた。この数字、既成政党を次々と抜き去って、フォロワー数が最大の自民党の11万に迫るというのだから驚きだ。対する「希望の党」のフォロワーはいまだ数千単位だという。いったい何が起こっているのだろうか。

↓立憲民主党のツイッターはこちら↓
https://twitter.com/CDP2017

 こんなニュースを目にして、今まで興味を示してこなかった小生までが、「ツイッター」と「フェイスブック」のアカウントを取得してしまった。慣れない手つきでタブレットを操作し、ツイッターを眺めていると、まさにリアルタイムで情報が載せられていく。これはたしかに情報の素早い拡散が可能だ。まさに新時代の情報ツールだ。

 しかし、これまでよく「リベラルはITに弱い」と言われていたのではなかったか。よく小生が参加する「そっち系」の集会でも、参加者の年齢はけっこう高めで、小生を含めあまりITを駆使する雰囲気ではない。政治を扱っているブログなど見ても、どちらかというと「右寄り」の人たちの主張の方が目についていた。それが今回は堰を切ったように、今までどちらかというと「小さくなっている」ように見えていた「リベラル」に流れ込んでいるようだ。

 そこでふと思いついた。これはまるで「あのとき」のようじゃないか!そう、2012年の「さようなら原発集会」、代々木に集まった10万人の熱気で、本当に「世の中が変わる」のではないかと思えたあの集会の前後の盛り上がりだ。そしてその後にもあったあのとき、安保法制に反対して国会前に連日集まったあの人たちの熱気だ。

 それぞれの行動はその都度大きな壁に阻まれるかたちで収束してきたが、今回のこの盛り上がりを見ると、これまで行動を経験してきた人たちの中に「ものを言うこと」、つまりひとりひとりが自分で考え、発言し、行動するというスタイルが確実に根をおろしてきたということではないのか。そして、これこそが「民主主義」なのだと思う。

 アベ+コイケ、二大保守にはさまれて埋もれてしまうかに見えた民進党~リベラルだが、エダノというリーダーを得て勢いを取り戻した。見事にアベ氏が言うところの「ああいう人たち」の受け皿になったと思う。これまで「どっちつかず」の民進党でなんとなく燃焼しきれない感じだった国・地方の議員の皆さんには、ぜひ水を得た魚のごとく存分に活躍してほしい。この国を「あきらめない」人たちがこんなにもたくさんいるのだから。
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ラーメン大好き!~久々の「地獄ラーメン」 高崎市新町:大勝園~ [食べ物系(カツ丼・やきそば・辛いものなど)]

 のんきに「辛いラーメン」の記事でも書こうかと思っていたが、それどころではない事態が進行しているようだ。北朝鮮の核・ミサイル問題だ。国連総会のトランプ氏の演説で揶揄されたかたちになった北朝鮮は、「太平洋上での水爆実験」をほのめかすなど、「冗談では済まない」状況になっているようだ。

 こんな状況下で、われらが親方「アベ首相」は、国連演説で「必要なのは対話ではなく圧力・・・」と発言している。「マジかい!」と思った。この言葉は、「もう話し合いの余地はない」という意味にしかとれない。

 かつて太平洋戦争が始まったいきさつは、中国大陸に進出する日本に対し、国際連盟加入の各国が批判を強め、米国が石油禁輸などの措置をとったことがきっかけではなかったか。この経緯を見ると、今回の北朝鮮をめぐる情勢とよく似ている。対話を拒んで「圧力」をかけ続けることが今後どういう結果ををもたらすか。そういうときの想像力は、臆病すぎたほうがいいと思う。

 アベ氏は、米国トランプ大統領の「勇ましい」発言をいたくお気に入りのようだし、また会談でもその発言に油を注ぐような会話をしているようだが、いまこの国がおかれている状況をどう考えているのだろうか。大きな海の向こうにある米国と、国境を接している韓国、狭い海を隔てているだけの日本はまったく危機の質が違う。日本・韓国では「何かあった」場合に犠牲となるのは一体誰だと思っているのか、無責任に軽口をたたく大国とは「全く事情が違う」ということを肝に銘じてほしいものだ。

 アベ氏が本気で国民の命を守る気があるというのなら、やることは一つ、仲良しのトランプ大統領といまだに会ったこともないお隣さんのキム委員長の間に立って、なんとしても武力衝突が起こることがないよう外交で手を尽くすべきだ。それがこの国のリーダーとしてすべきこと、いや、この国のリーダーでなければできないことではないのか、小生はそう思う。しかし、到底実現するとは思えないのが残念だ。

 さて、前置きが長くなってしまったがようやく本題だ。
 以前から、休日出勤ランチの定番スポットだった「地獄ラーメン 大勝軒」に久しぶりにいってみた。ほんとにごぶさただったが、お店は依然とまったく変わらないたたずまい、平日だったため、仕事着姿のお客さんが目立っていた。
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高崎市新町、国道17号線沿いにある

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店内は改装してひろびろ

 注文したのは「地獄ラーメン 4丁目」、地獄ラーメンは1丁目から8丁目まであり、小生が挑戦したのは5丁目まで。小生にはおいしく食べられるのはこのへんまでだ。いわゆる辛みそラーメンだが、味は奥深く、この店ならではだ。

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「地獄ラーメン 4丁目」840円、そこそこの辛さです。

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太めのコシの強い麺、小生の好みだ!

 こちらのお店の人気の品は、いわゆるセットメニューのようだ。日替わりのどんぶりものまたは定食+ラーメンで700円代というのはリーズナブルだ。このせいか、昼時には仕事着姿のお客さんが目に付く。働くお父さんの見方だ。

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 ひさびさにおじゃました「地獄ラーメン」だったが、以前とまったく同じ様子で営業していることにほっとした。昨今は飲食店の開店・閉店のサイクルが以前に比べて早まっているように思う。現にこのブログで紹介したお店も、いくつもすでに閉店してしまった。そんな中で、元気にがんばっているこのお店、ぜひこれからも働くみなさんのランチスポットであるとともに、小生の辛くておいしいお店でいてほしい。なにしろ田舎では、「辛いお店」は貴重なので・・・。


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仰天!大義なき「解散総選挙」~極めつきの党利党略だ!~ [時事雑感系]

 台風が列島を縦断した9月17日、いきなり「解散・総選挙」が報じられた。昨日はインド、今日はニューヨークと夫人同伴で世界を飛び回っているアベ首相が、9月28日開会の臨時国会の冒頭で解散、10月中の選挙という方針を固めたというのだが疑問はつきない。

 なぜ今なのか?何のための解散か?こんな勝手なことが許されていいものなのか・・・?そう思っていたら、もと検察官で弁護士の郷原信郎氏の「BLOGOS」記事「“憲政史上最低・最悪の解散”を行おうとする『愚』」が小生の???にばっちり答えてくれていた。ぜひこちらをごらんいただきたい。
http://blogos.com/article/246844/?p=1

 小生がアサハカに考えても、このタイミングでの解散には何の大義もあるとは思えない。あるのは「モリ・カケ疑惑隠し」や「日報問題の幕引き」で政権を温存しようという、見苦しいまでの保身の論理と、内閣総理大臣なら何をやってもいいという奢り高ぶった姿,、そして、スタートからつまずいた感のある、民進党前原執行部のごたごたや、まだ体勢が整わない「小池新党」などを意識しての姑息なやり方だ。まさに極めつけの党利党略といえる。

 郷原氏も指摘しているように、新しい内閣に何の仕事もさせずに解散するのなら、何のための内閣改造だったのか?また、北朝鮮のミサイル発射で国民の危機感をさんざん煽っておきながら、まだ何の見通しもつかないうちに政治空白を生じさせて、常日頃お題目のように唱えている「国民の安心と安全」が守れるのか?

 自民党の山ほどいるセンセイ方に、政治家としての矜恃があるのなら、こんな呆れた解散は到底許せないと思うのだが、自民党内からの反発の声は聞こえてこない。「寄らば大樹の陰」なのかもしれないが、支持率が若干上向いたくらいで有権者の自民党に対する見方が変わったと思うのは大間違いだ。民をなめるにも程がある。

 アベ政権になってからの横暴な国会運営・・・秘密保護法、共謀罪、安保法制・・・そして、いまだに収束の見通しも立たない福島原発事故の問題をさておいて、各原発の再稼働を急ぐ姿勢・・・政治の目線がどっちを向いているのか、有権者はだんだんにわかってきていると思う。目先のことに惑わされなず、政治の本質を見極めて選挙に臨む有権者が少しずつだが増えてきていることを感じる。

 昨日(9月18日)、東京で「さようなら原発、さようなら戦争全国集会」が行われた。会場の代々木公園は2012年に「さようなら原発10万人集会」が行われた場所で、当時17万人(主催者発表)の熱気が渦巻いた集会も、昨日は9500人(主催者発表)と、だいぶ寂しくなってしまった。それでも1万人近い人が「再稼働反対、安保法制廃止」を訴えて全国から足を運んだ訳で、これはそれなりのチカラといえるだろう。なぜなら、「再稼働賛成」「安保法制賛成」という人たちのこんなに大きな集会を、小生はまだ見たことがないからだ。

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台風一過の猛暑の中で「さようなら原発、さようなら戦争全国集会」

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デモはにぎやかな表参道へ

 選挙のたびに思うのだが、この国の投票率の低さにはホントにがっかりする。昔に比べれば「期日前投票」の制度も整って、格段に投票しやすくなっているにもかかわらず、投票率の低下は止まらない。みんなどうしてそんなに無関心でいられるのか不思議でしょうがない。よく、政治も選挙も「良いものを選ぶ」のではなく「より悪くないものを選ぶ」行為だといわれる。残念な言い方だが、そう考えれば、いくらお気に入りの政党がなかろうが「選挙に行かない」という選択肢にはならないはずだ。

 「大義なき解散・総選挙」にあたって、アベ自民党はその争点を「消費税」や「北朝鮮問題」に向けようとするに違いない。しかしだまされてはいけない。争点は、こういう選挙をやってでも押し進めようとする「アベ政治」そのものであり、アベ自民党が憲法を変えて作り替えようとする「この国の姿」そのものだ。「より悪くない未来」をどう描くか、小生たち有権者には、毎回の選挙でそれが問われている。「決めるのは私たち」・・・当たり前のことだが、そのことを改めて肝に銘じておきたい。
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